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アメリカン航空587便が離陸後2分で墜落!テロが疑われる!?

航空無線 0:48 文字数 823

ナレーション

https://39.gigafile.nu/0510-b72409fe7a924b2d70c84953ac8871be0

 

サムネには「尾翼がない!」を入れるのが良いかも。

サムネ案:Wake turbulence Crash とか Into wake turbulence 、 Uncotrol! Wake turbulence encountered

画面表示

2001年11月12日 アメリカン航空587便

離陸後約2分で墜落、265人が犠牲となり、

史上稀に見る大惨事となる。

9.11直後だったことから、テロの可能性が疑われた。

 

参考サイト 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA587%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

 

https://www.hikouki-pilot.com/accident-aa587/

 

画像①



2001年11月12日、アメリカン航空587ごひゃく はちじゅう なな便(エアバスA300-600型機)が、ジョン・F・ケネディ国際空港を離陸後すぐに墜落した。9.11同時多発テロ直後であったため、当初はテロの可能性も疑われた。

 

画像②

 

ドミニカ共和国ラス・アメリカス国際空港行きだった587ごひゃく はちじゅう なな便は、先に離陸したボーイング747ななよんなな型機の後方乱気流に遭遇した。その際に副操縦士方向舵を過剰に操作したことで垂直尾翼に過大な荷重がかかり、垂直尾翼が胴体から分離した。操縦不能に陥った同機は住宅地に墜落して爆発炎上した。搭乗者260人全員と地上で巻き込まれた5人が亡くなった。

 

航空無線の翻訳

 

 

参考音源: https://www.youtube.com/watch?v=N3YL9tHmyr8

 

 

00:00-00:46

アメリカン航空587便: A

管制塔: T

アメリカン航空686便: A686

セスナ機: C

 

T: American 587 heavy, turn left proceed direct WAVEY.

    アメリカン航空587便、左に旋回してWAVEYに向かってください。

A: Uh, we’ll turn direct WAVEY, American 587 heavy.

    左旋回でWAVEYへ向かいます。アメリカン航空587便。

T: American 686 heavy, fly the Bridge Climb, contact New York Departure, Good Morning.

   アメリカン航空686便、おはようございます。ブリッジクライムを通過して、ニューヨークディパーチャーと通信してください。

A686: Bridge Climb, New York Approach, American 686.

      アメリカン航空686便です、ブリッジクライムを通過して、ニューヨークアプローチと通信します。

 

画像②

 

Unknown : Straight ahead.

       直進してください。

C: Tower, tower look at the south, there’s an aircraft crashing.

    タワー、タワー、南を見てください。飛行機が墜落しています。

T: Say Again?

   もう一度お願いします。

C: An aircraft just crashed to the south of the field.

    今、南の方角に飛行機が墜落しました。

 

画像③

T: An aircraft crashed south of the field?

    南の方角に飛行機が墜落したのですね?

C: Affirmative, a fireball.

    そうです。火の玉が上がっています。

 

 

アメリカン航空587便(エアバスA300)の一機前に離陸したのは日本航空47便(ボーイング747)だった。先行機と後続機の離陸の管制間隔は、2分間必要だが、管制官は47便離陸後、約1分40秒ほどで587便に離陸許可を出した。

画像④

離陸後約1分後、アメリカン航空587便は、先行の日本航空47便の後方乱気流に2回遭遇した。2回目の強い揺れの際、副操縦士が操縦桿を左右に激しく振り、同時に左右のラダーペダルもほぼ限界まで繰り返し踏み替えた。これにより587便は、方向舵に大きな力がかかり垂直尾翼が胴体から分離したため操縦不能となり墜落した。

後方乱気流への最初の遭遇の際、航空管制官アメリカン航空587便に左旋回して WAVEY (うぇいびー)へ向かうように指示した。機長がこの指示に従う旨の返答をしたが、これがアメリカン航空587便から管制官への最後の通信となった。

画像⑤

国家安全運輸委員会(NTSB)は事故の原因は、「エアバス機のラダー設計」、「副操縦士のラダー操作」、「アメリカン航空の訓練プログラム」と指摘した。アメリカ同時多発テロ事件からわずか2か月後の墜落であったことから当初はテロの可能性も疑われたものの、アメリ国家運輸安全委員会による調査により事故であると結論づけられた。

 

YouTube 概要欄

アメリカン航空が離陸から約2分で墜落するという衝撃的な事故が起こりました。9.11の直後だったため、テロの可能性も高いと言われました。先行機からの後方乱気流の影響から立て直そうとするさなか、副操縦士のラダー操作が墜落の原因でした。さらにはエアバス機のラダー設計とアメリカン航空の訓練プログラムにも事故の一因があるとされた事例です。

画像①

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:American_Airlines_Airbus_A300-600_inbound_to_John_F._Kennedy_International_Airport.jpg

 

 

画像②

https://literaryblog.net/documentary-blog/watch-american-airlines-flight-587-air-crash-investigation-national-geographic

 

 

 

画像③

https://nypost.com/2020/11/12/mourners-remember-victims-of-american-airlines-flight-587-crash/

 

 

 

 

 

画像④ https://www.hikouki-pilot.com/accident-aa587/

 

 

画像⑤ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA587%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA587%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85